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ニ次試験合格体験記

(内容は基本的に00年11月当時のものです)

受験当時のオレ一覧
・年齢:30歳(00年11月当時)
・職業:某メーカーの営業マン。

 なお、この体験記はニフティサーブ・フォーラムFLICS用に作成したものの転載+修正である。つまりFLICSで既に常識となっていることについては、イチイチ記述してないのである。
 だから知らないヒトには読みにくいことウケあいである。申し訳ないが、この体験記を読むヒトビトはほとんどいないと想像してるのであまり手直ししてないのである。
 また、生意気な言葉使いから急に丁寧語になってたりする。それは誰も読んでるわけあるまいと思いつつ、でも読んでてほしいと希望を捨てずにチョコチョコ手直ししてるからである。人間、矛盾を抱え生きているのである。そんなもんである。
 受験を考え読みにきた少数のヒトビト、読みにくくてごめんなさい。

☆中小企業診断士化されゆく階段をもう一段上がった瞬間
普通のオフィスの廊下に貼りだされた小さな合格発表用紙の前に立ち、目で自分の受験番号を探す。
ここへ来る間、緊張のあまり吐き気を催すほどだった。緊張は、覚悟と不安の両方を僕の心に呼び込んだ。覚悟を決めたとたんに不安がよぎり、不安を感じては覚悟をきめる・・・。あぁ、この意味の無い葛藤に弄ばれている自分の弱さが嫌になる。もう、結果は変わらないのに。

覚悟を決めたボクの目がある数字を捉えた次の瞬間、僕は小さく控えめなガッツポーズをとっていた。メモした受験番号と何度も見比べる。

間違いない。

昼を抜けてきたので、急いで会社に戻らなきゃとエレベータに跳び乗る。しかし、やっぱり見間違いじゃないかと恐怖心に襲われ、扉が閉まる寸前に飛び降り、また番号を確認する。

やっぱり間違いない。

再びエレベータに乗り、地下鉄の駅へと向かう。
間違いない、間違いない、ほんとに間違いない。スゴイ、スゴイ、ほんとにスゴイ。
途中、周りをキョロキョロと見まわし、人がいないことを確認し・・・「ウッシャ!」と中途半端な大声でおたけびをあげた。

空を見上げ、また歩く。
受かった、受かっちゃたよー。わぉー。ちゅーかー、オレを合格にしちゃっていいのかよー、ウヘヘヘヘ。駅につく頃には半分壊れるオレ。

2000年11月16日の昼のことであった。

☆中小企業診断士化されゆく道のり
話は1999年11月まで遡る。
僕は2次試験に落ちた。当然ながら来年の合格を誓い、弱小勉強会とねくすと勉強会で事例と中対に取組んだ。
このころは、合格への意欲がまだあった。しかし、少しずつ、興味が薄れていく自分もいた。そんな自分を騙しながら、僕は勉強会での課題に取組んでいった。

苦悩の日々をつづる前に、先に勉強の我が闘争の舞台を列挙しておこう。
弱小企業診断士勉強会
・ねくすと勉強会
・J‐CON(中対コース)
・日本マンパワー(直前コース)
勉強会の仲間、諸先生方と自分の努力により、私は中小企業診断士化されゆくのであった。

<11月〜3月頃の勉強>
このころの勉強は、中対:忘却防止、事例:与件企業分析 が中心であった。
中対については、勉強仲間のじゅんさんが作成する中対200字問題に対し、その場で取組むというものだった。200字ストックの少なかったボクは、ナカナカ太刀打ちできない。暗記勝負のこの科目は、出来ないと思った瞬間に諦めを強く感じさせる。諦めは退屈を呼び、僕はため息をつく。中対に力が入らない。
熱心に取組まなかった僕らに、作成者のじゅんさんには、多少の苛立ちを感じていたようだった。申し訳無いじゅんよ。

事例は、過去問を中心にみんなで勉強した。何かもっと単純で明快な解答方法があるような気がしてならなかった。解いても解いても実感の沸かないこの事例という魔物に、おちょくられてるような気さえしたものだった。

○ワンポイント!----------------------------------------------------------
この頃実践した手法に、「与件プロファイリング」というものがある。
与件企業をSWOT分析する人は多いだろう。しかし情報部門ではSWOTはあまり有効ではない。業務問題解決が主となる情報部門事例問題では、情報量が少なすぎて、SWOTがうまくあてはまらないのである。
この与件プロファイリングはSWOT分析のような分析手法とは全く違う。すなわち「分析」ではなく、「想像・妄想」するのである。あたかも与件企業に勤めている社員のごとく妄想し、表層に表れぬ、いわゆる行間を徹底的に感じ取ろうという試みなのであった。

この手法は少ない方から激賞を頂き、多くの方から失笑を頂戴した。しかし、受かってしまえば「やはりボクは間違ってなかったよ、キャサリン!」と声高に叫ぶことができるのである!ウハハハ、やったよキャサリ〜ン!

・・・コホン。まじめなハナシ、事例とはナニモノであるかは非常に興味のあるところだろう。ボクなりにいくつかの結論がある。
・全体としての設問ストーリーには数パターンある。
・数パターンがあるが、それぞれ点数上限が決まっている。
・設問には、セオリーのあるものが結構ある。(こうきたら、こう答えるという類のもの)
・解答の表記方法で点数は大きく変わる。
以上はぜひ意識したいところだ。特に、セオリーは事例の数をこなさないとなかなか見えてこない。
また、同時に難しいのが、「だからと言って、誰もがベストと認める解答はない」ということだ。セオリーはあるはずなのに、他人がやると大きく違う解答がでてくる・・・この辺が難しいところである。
ちなみに先のプロファイリングが有効であったか否かは未だ不明である。ただ、結果はでたので、何らかの良い影響があったのは間違いないだろう。
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そして、中小企業対策としてJ‐CONへ通い始めたのもこの頃だ。1次合格発表後に2次の勉強を始めたボクは、中対への理解があまりになかった。その補強が主な目的である。

<4月〜6月頃の勉強>
この頃、1次試験に合格できたことで満足している自分がいた。2次試験の勉強に向かっても、どこか気が抜けてしまう。
勉強会は宿題もやらず、ただ参加するだけだった。その場で人の事例解答にケチをつけ、自分はやってこないという、かなりヤな性格の持ち主となっていた。在庫管理や情報分野の本などは、通勤時間を使って読んでたが、どうにも真剣味に欠ける勉強であった。

○ワンポイント!---------------------------------------------------------
モチベーション対策は、長期学習を要する試験の場合、やはり重要である。このモチベーション低迷期、勉強会だけは参加するようにして本当によかったと思う。ここで診断士受験世界と繋いでおかなかったら、今ごろはここに居ないかも知れない・・・。
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ちょうどこの頃、試験制度が変更されるという噂がますます本物となってきていた。基本路線として「合格者を増やす、情報部門を商業・鉱工業部門に統合する」というのを聞いていたので、DFDやERDなどがちょー苦手なボクは、制度変更に大きな期待をしたものだった。この噂ハナシもモチベーション低化の一つだったかもしれない。「のんびりと商業部門の勉強をして、そのうち合格できればいいや」そんな気持ちがあったのである。

しかししかし、しかし!事態はえらい方向へと向かうことになった。試験制度の変更内容が、予想に反し「部門は1つ、1次試験合格の権利は1回限り」となったのである。このときの気持ちを一言で表現すると「たまげたぁ」である。・・・もはや死語である。

しかし死語を持ちださないと表現できない程のインパクトをもって、試験制度変更の通達は私に襲いかかったのである。そのときのあせりは、カンニングを書いた消しゴムを試験中に落としてしまった1学期後期試験中の中学3年生時代のボクを呼び起こす程でもあった。参考までに、この頃のボクは結構かわいかった。

<7月>
「いやー、7月からの彼のダッシュは凄まじいものがあったね。追い詰められると人間ってああなるんだというのを見せてもらいましたよ。おめでとう。」
「ちゅーかさー、あんなに慌てるなら、早くからやっとけっての。え、合格だって?ふーん、強運の持ち主だね。あー、風呂入って早く寝よ」
「ちょっとちょっとマイクとめて、ちょっとケツ痒くてさ」

                      弱小・ねくすとOB愛の言葉全集より


エンジンが掛かったのはここからである。自分で言うのもなんだが、モー烈社員(死語)バリに勉強に取りかかった。ちなみに勉強時間は・・・

7月 129時間
8月 163時間
9月 166時間
10月  50時間
計  508時間(5.13時間/日、36時間/週)

となっている。通勤時間や隙間時間も含めだいたいの勉強時間をカレンダーに記入した。時間を掛けることにどれだけ意義があるか知らんが、週ごとに時間を集計し、努力の証を目に見えるようにした。

この頃は遅れに遅れた総覧のおかげでエライ目を見ていた。主にねくすと勉強会の皆で情報収集に奔走し、予備校資料を見せあったり、中小企業庁のHPを調べたりと相当な時間を中対に割くこととなった。

この中対勉強中にねくすと勉強会で生まれたのが、今では伝説ともなっている「中対山手線ゲーム」である。夜の10:00から主に神田の居酒屋「天狗」で、このゲームは行われる。ルールは単純で、お題を決めて、順順に列挙していくというものだ。
「中対に関係のある機関名!山手線ゲェェェムッ」「中小企業総合事業団」→「中小企業金融公庫」・・・・というようにネタが無くなるまで、互いに言い合っていく。言い間違ったり、言えなかったりした者は敗者となり、最後の一人になるまで続けるというものなのだ。
イイ年したおっさん連中が、居酒屋で叫ぶ様は異様である。異様であるが、参加者から大量の合格者が生まれたこともまた事実である。伝説の中対山手線ゲーム・・・新制度となった今、まさしく伝説として後世へ語り告がれていくことだろう・・・。

<8月>
1次試験が終了したころ、マンパワーの直前ストレート講座に通うことにした。
この講座の対象はストレート狙い受験性となるのだが、事例の補強を目的に私も参加してみたのである。短時間で、自分の知識を総点検できたので、役に立ったと言えなくもないが・・・払った額程の効果はなかったと言わざるを得ない。
しかし、テキストは さすがマンパ といえる内容だった。コンパクトだけど網羅性が高い。情報事例のテキストは他社のものは知らないので比較できないが、宮崎先生のお書きになったものは大変良いものだった。

<9月>
もうこの時期になると、敢えて書くほどのものはない。
手元にある中対カードを記憶し、修正し、記憶し、修正し、アホみたいにやった。
事例もカンを鈍らせないために、CUG、弱小企業勉強会でアホみたいにやった。
どちらも、これを繰り返すのみである。
9月も後半になると、試験同様に時間を測って挑戦したりと工夫を凝らしたが、基本的には繰り返し問題を解くのみであった。

ショッキングだったのはマンパワーの通信模擬試験結果。
 中 対:偏差値51.1
 事例1:    44.1
 事例2:    39.9
 事例3:    44.0
 総 合:    44.0
7月からのスパートは、やはり間に合わなかったのか・・・と落ち込んだ。多少の自信はあっただけに余計に落ち込んだ。

ただ、直前になってやはり勉強会で助けられた。試験直前、つまり2000年度の最後の弱小勉強会で、Noiseさんからのアドバイスはかなり効いてる。ボクの点数をひょっとすると30点くらい押し上げる効果があったのではなかろうか?
アドバイスは表現方法に関することと事例を解く手順に関するもので、この最後の勉強会のあと、教わったテクニックをかなり意識して事例を解いた。→詳細下記参照

このころ悟ったのは、「中小企業診断士合格のコツ:吐き気がする程飽きる程アホみたいに同じことを繰り返す これに耐えられる者がきっと合格する」ということであろうか。

<10月 試験本番>
朝――。
死んだ母の魂が眠る仏壇の前で手を合わせ、僕は心の底から誓う。「諦めないから、絶対。」
全国オフの時購入したお守りや人から頂戴したお守りを手に、呟く。「大丈夫、自分を信じろ。」
お守りに向かって自分を信じろとは・・・矛盾してるな、と一人おかしくなり、一瞬心が和む。
200字はABランク計40程度。
600字はキーワードとストーリーのみの記憶。結局一つとして自信のあるものはなかった。
事例は最後まで魔物に取り付かれたまま。
湧き上がる不安を必死に押し殺し、前を見ようと覚悟を決める。カレンダーに書き込まれた時間を見つめ、再度自分に言い聞かす。「大丈夫。やるべきことはやった。」

そして祈りの時間は終わり、出発の時。

試験会場へ向かい、問題へ向かい、解答用紙に向かい・・・

その先はどこへ向かうのか、この試験は私をどこへ導くのか――。

自分の人生をコンサルテーションできるのは、自分しかいない。
自分の人生のコンサルテーションは、自分にしかさせない。

あぁ、こんなことをつぶやくオレって、ちょっとかっちょいい。

<試験を終えて>
さて、長々としたアホな話は置いといて、勉強のポイントをサマリーしておこう。

[全体論]
○どれだけの時間を勉強に割けるか?
試験前3ヶ月は、通勤中は当然、夜飯の時ですら何らかの形で接していた。いくら勉強しても絶対に不安は打ち消せない。それでも勉強しつづけ、隙間という隙間は全て勉強で埋める、そいう姿勢は重要である。
そうは言っても、のんびり食う・寝る・遊ぶときもあった。

○目的に合致しているか?
逐一自分の勉強状態をチェックするのは重要なことである。例えば合格のために作成し始めたサブノートなのに、完璧なサブノートを作成することが目的化してしまうことがある。自分を振り返り、無意味と思ったら切り捨てる勇気は大切である。
そうは言っても、Cランクの中対カードを見直し・修正して時間を無駄にもした。

○他人が見たらどう思うか?
特に事例問題は自分以外の意見が重要となる。自分は正しいと思っていることが、実は間違いという事は多い。過信禁物。自分を否定する勇気と、人を正解と思う度胸が重要である。
そうは言っても、自分の論理はヅンヅン押し進めた。

・・・思うようにいかないのが現実なのである。

[中対]
○重点を外さないのが第一
人が出来るものは自分も確実にできるようにする、これが一つの目標となる。欲張ってもきりがない。重要なものから一歩一歩身に付けていく意外に道はない。

○暗記系科目の重点記憶法
暗記は繰り返しが重要であり、いかに繰り返し作業を正しくルーチン化させるかが重要である。これにはねくすと勉強会で教わったことが役に立った。
@まず、中対200字を「ABCランク」に分類する。
AAは毎日必ず、Bは出来れば毎日、Cは時間が余れば、トライする。
 
これまで私はランクについての意識はしていたが、ランクと投入時間とは今ひとつ一致していなかった。ABを3日くらいやり、「そいや最近Cをやってないからたまにはトライしとこ」という気分になったときにABを「やらずに」Cに取組むという進め方だった。そのような気分・感覚で進めるのは、やはり歓迎できない。Aランクは毎日やるのが重要であり、昨日やったから今日やらなくて良いという理由にはならない。
重点をまず押さえる。人が出来るものは自分も出来るようにする。これは必須である。

○ランク付けの見極め
重要度を決めるには、質を伴う情報がモノをいう。今年は総覧の後れる中、情報戦という意味合いが強くなっていた。CUG、勉強会、予備校を通じ、仲間と意見交換しながら見極めを行えたのは勝因の一つでもある。

[事例]
○「広く捉え、狭く絞り、ちょっと広げる」がコツ
与件を読むとき、幅広い視点で読むことが重要である。そして全体を通じて問題点を見つけ、セオリーに則った解答を当てはまる必要がある。更に実際に解答を記述するときは、与件企業に合わせ、色をつけることも大切である。
これらの作業は一人では難しい。ディスカッションを通じて身に付けていくことが非常に重要である。

○徹底した掘り込みは必ず力になる
7月ころ、与件企業の問題文の中から、設問に関係なく全ての問題点を抜き出し、全ての問題点に対する解決方法を列挙する、という作業を行った。非常に時間がかかり、手を抜いても土日丸々必要とする作業である。
ここで各種の一般的な問題を徹底的に分析し、自分のものへとしていったことが、結果的に最大の合格要因だと感じている。
但し、一人で調査していると、その検討結果が間違っていることもある。常にその修正作業は行う必要がある。例えばCUG会議室(2番)#19449で始まるツリーにその成果物と修正意見の取り込みをしたツリーがある。多少は参考になると思う。

○最後の最後は表現で決まる
「きれいな字、分かりやすい言葉、明確なキーワド表記、さわやかな息そして白い歯。」
これがNoise氏から教わったコツである。そしてこれを実現するために、いきなり解答用紙に答えを書くのではなく、先に解答方針・概要を問題用紙の裏に書き、それから解答用紙に書き込むというステップが重要となる。
実際に自宅で時間計測付で過去問にチャレンジしたところ、30〜40分書けて与件読み込みから解答方針・解答KWのメモ書きを行い、ある程度固めてから解答用紙に記入するようにした。すると、いきなり解答用紙に考えながら書き込むより、速い時間で処理できることが明らかとなった。時間が余るってステキ。
また、複数行ある回答欄には、薄く行の線を引くこととした。線を引くのは一見面倒だが、結果的にこうした方が速い。解答用紙に字を書くときのスピードや文字のバランスが段違いなのである。あぁ、時間が余るってチョーステキ。
書いてる内容は変わらなくても、この最後の一工夫が間違いなく効いているハズである。

[参考図書]

事例の勉強に利用した本一覧。(中対対策本は省略)

◎『上手な在庫管理のやさしい手引き』伊橋 憲彦(中経出版)
   ISBN4-8061-0888-X \2330
 『生産管理の基本が分かる本』奥山 恵三(PHP研究所)
   ISBN4-569-60611-3 \1238
 『失敗例に学ぶCAD/CAM』宮野 正克他(工業調査会)
   ISBN4-7693-5020-1 \1800
○『コンピュータで成功する 物流情報システムの進め方』久住正一郎(日本実業出版社)
   ISBN4-534-02846-6 \2800
 『物流改善 ここがポイント』長谷川 勇他(経林書房)
   ISBN4-7673-0506-3 \1600
 『中堅・中小企業のための物流改善事例集』診断士物流研究会編(経林書房)
   ISBN4-7673-0746-5 \3200
 『インターネットショップ開業のすべて』電子店舗研究会(同文館)
   ISBN4-495-36711-0 \1500
 『中小企業のIT戦略 こうして業務を革新した』志々目昭郎(日刊工業)
   ISBN4-526-03649-8 \1600

DFD対策の本
◎『構造化分析設計技法入門』斎 直人編著(電気通信協会)
   ISBN4-88549-105-3 \3300
(◎はかなり分かりやすかった、○は結構勉強になった)
この他、中小企業総合事業団図書館へいき、情報診断の報告書をコピーしたり、定番の『企業診断』、予備校のテキストなどを活用した。

<さいごに>
私に限らず、勉強会参加メンバーの直前期のラッシュは凄まじいものであった。その結果、合格率13%という中で弱小・ねくすと勉強会は約6割という合格率に達した。異常な数字である。
特に勉強会の運営サイドとしても活躍した2次受験組である、かず@浦和、MASA、じゅん、Kura、iMbeはほとんどが合格となった。残念ながらKuraさんはじめ、不合格となった仲間がいるのは本当に残念ではあるが、それでも来年へ向け、大きな可能性を示すことになった。

執念、怨念、執着心、必死、努力、闘争心・・・なんでもいいが根底に流れる一人一人のエネルギーは確実に僕らに火を燈し、そして集まった火は炎へとなった。
友よ、火はまだ燃え尽きていない。
友よ、炎を起こせ!暴れ狂う猛烈な炎となって全てを燃やせ!
画面の前で叫ぶのだ!
ファイヤー!!

あぁ、こんなオレってちょっと詩人。

繰り返しになりますが、勉強会、CUGの皆様ありがとうございました。この場がなければ私はヘコたれてました。きっとヘコヘコでした。


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