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実習当時のオレ一覧 受験生ならご存知の通り、実習スタイルは次回から大きく変更される予定である。というわけで、今後の参考なんかになりゃしないが、暇つぶしに読んでくれたまえ。なお、診断自習は「守秘義務」があり、どーんと公開できない約束になっている。こんなくだらんホームページのために資格を失いたくないので、隠すべきことは隠しております。 ☆中小企業診断士化されゆくページ終了までの足音がもうそこに
☆実習初日の戦い
1月10日 :講義(座学)
となっている。班によっては1社目、2社目を同時並行で作業を進めるところもあるそうな。 「財務は徹底回避」
これです。勉強だから苦手な科目ほどやった方がいいという意見はもー、まさしくおっしゃる通り!おっしゃる通りです。おっしゃる通りだから、そのまままおっしゃるだけにして下さい、お願い!
実習生「じゃ、私が財務を」←この人税理士 というわけで、情報・国際化をゲットし、見事迂回作戦成功とあいなりました。
というかね、ボクがやってたら、ホントにやばいことになったと思う。報告書全体が終わらなかった可能性が高い。単なる財務分析なら、多分できる。実習前に復習だってやりました。でもね、3ヵ年計画の立案が必要だったのです。初期借入いくらだとキャッシュフローがどうこうだからほにゃららだとか何やら難しいことやらなきゃいけないのでした。この計画作りをしたのは、財務担当の人ではなかったのですが、正直言って、すごいと思いました。と同時に、財務は必須と思いました。イヤでも身に付けておかないと、診断なんて絶対できない。話を聞いてるだけなら、もちろんきちんと分かりますよ。でも、自分で財務諸表をもとに、将来の計画まで積み上げていくのは僕には出来ない。
それと話はそれますが、必要なのは情報化の知識。今の世の中、情報化を知らないと、戦略そのものを構築できないことが多くなっているようです。また、社長さんも情報化について飢えています。知りたがっている。 というわけで、受験生諸君。財務はきっちりやりなさい。分からないことはボクに聞きなさい。「自分で調べてこそ身につくのだよ」と的確なアドバイスでばっさり切って差し上げます。 ちなみに2社目は経営基本でした。もう顔を合わせて1週間経っており、だいたい誰がどんな人かは分かってくる。というわけで、誰も私に財務やってとは言ってきませんでした。だんだん私の化けの皮が剥がれてきたってことですね。ハイ。
☆企業診断の実際
この会社、包丁に家紋の代わりに「キティちゃん」と「お客様の名前」を掘り込んで、ヤンママ向けに販売しようとする会社でして、『キティちゃんでキティとキッティ(きちっと切って)』という苦しい売り文句で通販しようとする会社でありました。その名も「株式会社キティカット」。
えー、嘘です。
コホン。
訪問初日に情報化には興味持ちつつも「HPではモノは売れないよなぁ」なんて言っていた社長も、メモを取りながら聞いてくださり、ウンウンと納得してくれたのは努力の甲斐があったってもんです。
次、2社目。こっちは経営革新支援法認定企業を目指そうとしている会社でして、現状がちょいと行き詰まりぎみなので、経営革新を図ってなんとかしていこうと頑張っている企業でした。
ヒアリング後、「いやー、紳士な社長ですよねー」と言う班のメンバーに対し、「あの笑顔とあの福耳は信用しちゃだめだー!丸顔だからって皆アンパンマンみたいに正義の味方ってわけぢゃないんだぞー!」と強く主張したものです。気合を入れないと怖いよーと黄色信号を発信しておりました。
コホン。7割嘘です。
実際は、ヒアリングにかかわらず報告会でも非常に丁寧に対応してくださり、理念も高く、頼りがいのある親分肌の方でした。今の時代、ボッシータイプの社長の方が魅力を感じますね。
まぁ、ともかくヒアリングで社員の定着率の悪さを嘆いていらっしゃったので、経営基本でありながら労務系の話を中心に書くことにしたのでした。外部環境の調査でも、業界動向や他社動向といったものではなく、ちょっと視点を変えた調査内容にページを割きました。「フフフ・・・業界離れれば社長も手を出せまい。これなら難しい質問はしようにもできないだろう・・・」と夜中に一人怪しげな笑みを浮かべていたことはここだけの秘密である。
いやいや、そうは言っても、まじめにやりましたよ。実際、この視点はおもしろかったらしく、大きく頷きながら、聞いていただけました。あー、良かった殴られないで。
☆実習を終えて
で、先生はと言うと、僕らの進捗具合に合わせて、ハードルを低くしてくれるんですよねー。甘えちゃいけないと思いつつ、方針決まらぬままズルズルいくと報告書そのものが間に合わなくなるので時間と相談しつつ報告書を仕上げていきました。
ちなみに睡眠ですが、班のメンバー皆、だいたいAM2時〜AM4時の間にお布団に潜り込むようなペースだったみたい。何日かは早々と眠れる日もありましたが、やっぱりハードであることは間違いない。
お金はというと、日々の昼飯・2回の飲み会・その他コピー代や製本代を含め、全部で3万ほどかかりました。
最後に、打ち上げのビールは旨かった。すんごい旨かったです。久しぶりに爽快感を覚えました。さわやかさんです。 FLICメンバー、弱小、ねくすと勉強会、その他お世話になった皆様、本当にありがとうございました。診断制度が代わり、頼りない私はますます頼りなくなるわけですが、できる範囲で今後も協力させていただきます。 |