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2002年5月30日 木曜日
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ホタルのような会社にしたい。 彼はそういっていた。 弱弱しくてもしっかりと輝くホタルの光。手のひらで簡単に握りつぶられるほど小さな光だけど、誰もつぶそうとしない。みんなやさしい笑顔で、手のひらで包んだホタルの光を覗き込むんだ。 きっと、あまりに魅力的で儚い光に、誰もが癒されているからなんだ。 三日月の夜、澄んだ川のせせらぎのなか、ふわりと舞うホタル。 そういう会社にしたいって、彼は言った。 でも彼は言う。 ホタルは汚れた川では生きられないんだって。 だからホタルのような会社では、長生きできないんだろうな。 悲しそうな目で彼は笑った。 別れ際の彼の問いに、僕はすぐには答えられなかった。 「なぁ、弱いホタルが悪いのか?それとも汚れた川が悪いのか?」 初夏の始まりとともに、彼はどこかへ消えていった。 ホタルを見ると、僕はいつも彼のことを思い出す。 |
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2002年5月17日 金曜日
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日本にどれだけの日記が公開されているかしらないが、おそらくは今日、最も書かれるテーマがこれだろう。ザ・W杯日本代表決定。 そして、おそらくは最も登場する人物は、やっぱり ゴン・中山 だろう。うん。きっとそうだ。 さてさてトルシエ。 中山がどういう経緯で選ばれたかはサッカー狂な皆様におまかせするとして、その発表の仕方はかなり興味ある。 これまでの報道だと、中山は落選濃厚だった。トルシエは最初から予定していたのか、それともしていなかったのか・・・? 優れた経営者ほど、人間心理に長けている。多分。 んで、人間心理に長けるというと、なにやら腹黒さが醸し出てしまうのだが、ここでは「人にモノを伝える〜情報伝達」に注目したい。 って、なにかといえばユニクロ社長交代で書いたことと同じなのだが、とにかくボクはビックリしたのだよ。 ビックリ伝えられただけで、余計にハッピーだったり余計に腹立ったりするわけなのだよ。 んで、そいう伝え方ができるってことが、けっこーすごいことなんかなぁと思ったりするわけだ。 |
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2002年5月13日 月曜日
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<吉本興業>経団連への入会内諾 理事会で正式決定へ というわけで、吉本興業が経団連に入会するそうだ。 どうやら日本も、本格的にサービス産業が主軸になる予感ですねー。 一般的には、経済が成熟化すると、サービス産業が発達するとされている。吉本といえば、もーどう考えてもサービス産業。 これがまた積極ビジネス展開しており、なんとパッケージ・プランなんてなもんがあるらしい。 ・花月パッケージ ・ディナーショーパッケージ ・講演会パッケージ ・落語会パッケージ ・村・町おこしパッケージ ・学園祭パッケージ ・ニューエイジパッケージ 注目は、講演会パッケージだろう。果たしてどんな講演会してくれんのかなー・・・と覗いてみると・・・ 桂文珍:落語的学問のすすめ ん、まぁわかるわな。たいして興味ないけど、まぁOK。 宮川花子:花子流子育て論 ん、まぁやっぱりたいして興味ないけど、闘病生活送ったし、きっとナニヤラあるんだろう。 ぼんちおさむ:おさむ流子育て論 この辺になると、ネタない場合はとりあえず「子育てやっとけ」というのがボケボケっと透けて見えてくる。 亀山房代:ティーンズのための性教育講座 色気のない性教育だなー。明るく楽しい性教育ってイメージなんだろうが、厨房を中途半端に興奮させるととんでもないことになるぞ。なかにはマニアもおるだろうし。それともアレか、気色悪さを全面に押し出して、青き性欲求を上から強烈に蓋しようって魂胆か。 西川のりお:言葉の速射砲 これ、一体、なんの講習会なんだ?ツクツクホーシって速射して、一体なにを僕らに伝えてくれるんだ?壇上に立って、ツクツクツクツク腰振って、いったい何を伝えようってんだ。何を伝えようっていうんだ、オイ、西川のりお。 ちゅーか、根本的に講習会のタイトルになってないぢゃんか。 あぁそっか、「おお、ウチの営業マン口ベタが多いしな、ぜひ西川先生に来てもらって、速射してもらおう」とか思う人事課長とかがいるんだろね、きっと。そうだそうだ、そうに違いない・・・って、いるか、そんなヤツ。 こんなステキなヨシモトをキミのゲッチュー |
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2002年5月8日 水曜日
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ユニクロの社長が交代した。いや、正しくはファーストリテイリングの社長が交代したのだけれども。 「ユニクロなんてどうせすぐに沈むさ」みたいな話は巷で良く出ていて、ワタシも場外からそれに近いコトをしゃべった記憶もあるのだが、やっぱりびっくり。 ユニクロが「すごい」か「ダメ」かどっちだ?と問われれば、そりゃーやっぱりめちゃめちゃすごい。バッチリ時代に嵌ったわけで、社長のエネルギーはホントすっごいモノだったと思われ。 で、それはそれとして再確認した上で、やっぱり気になる曲がり角を迎えた理由。 ちょこちょこ耳にするところ、 @3年間フリースをプッシュしてきて、消費者に飽きられた。 A競合他社が追い上げた(同時に、真似されやすいビジネスモデルだった)。 Bようするに、フリース市場が成熟しちゃった。 というような理由らしい。 と書いておきながらなんですが、その実、そいう理由にはあまり興味がなかったりもする。あの眼鏡社長はTV会見でも「現状を破壊するのが目的」みたいなことを言ってた。つまり、別に責任をとってやめるわけでもなんでもないわけで、これからも会長に就任し、バリバリ働くらしいのである。 岐路に来たのは事実。そしてその理由は柳井社長自身が最も理解していると思われる。その辺のアナリストがしゃべってるコトなんて、鼻先で笑う程度のことなんでしょうね、社長にとっては。 となると、ここは素直に「現状打破を表現するために社長を退いた」と捉えるのがエエかなぁと思う。長期的な戦略を見据えた上で、その実現のための道具として「社長退任」というカードを切った。ただそれだけ。 ただそれだけだけど、ボクはびっくりし、マスコミもびっくりし、多くの人もきっとびっくりしている。びっくりした人は変化を感じる。よって、変化を感じさせた柳井社長の勝ち。やはり、眼鏡社長はタダモノではない。 |
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2002年5月5日 日曜日
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トルコ料理を食べると、僕は子供の日を思い出す。 ウソです。単に今日、子供の日にトルコ料理を食べた、というだけっす。 学生時代、トルコへ行ったことがある。これがイイところでさァ、日本にはリピーターになる人も多いという国なのである。基本的に親日派。なぜ親日が多いのかは諸説あるのだが、実はよくわからない。 そんな国だけあって、イスタンブールをぶらぶらしてると、「あなた、日本人?」って日本語で話し掛けてくる。それも色んな人が頻繁に。まぁ、だいたいはカーペットの販売が目的だったりするわけだが、それでも流暢な日本語で話し掛けれるとついつい話しこんでしまう。 「日本のどこから来たの?」 「東京。」 「東京のどこ?」 「えー、知らないと思うよー。府中っていうところなんだけどさぁ。」 「あー、新宿から20分くらいのところネ。」 そんなピンポイントで当てるなよっ!しかもサラリと。 ちゅーか、なんで新宿基点でモノゴト考えてんねんっ! まったく、ここまで日本語話されると、旅情気分もへったくれもあったもんぢゃありません。 〔与件〕 さてトルコ料理。東京には何軒かあるものの、イマイチ知られてないのが現状だ。 料理は比較的日本人の舌に合うため、潜在的な需要はもっと多いと想像できる。 価格は、一人当たり4千円もあれば飲み食いできる程度なので、それほど高いというわけでもない。 A店は新宿に位置するが、やや奥まった場所のビルの2階にあるため、人目につくとは言いがたい。 客席40席は、週末の夜は9割程度埋まるが、平日は空席が目立つ状態である。 なお、同店では民族性のアピールは意識しており、曜日・時間を決めベリーダンスを披露したりと工夫もしている。 〔設問1〕 A店の顧客を増やすにはどのような方法があるかを答えよ。 なんてな感じで唐突なではあるが事例風に書いてみた。 宣伝費はおそらくかけられないだろうから、典型的なのは・・・ 〔新規顧客の獲得〕 ・ホームページの作成(割引チケット掲載、トルコ文化紹介コラムの定期掲載) ・旅行会社との提携 旅行会社のパンフレットを置く代わりに、トルコ旅行希望者に店のチラシを渡してもらうなど 〔リピート顧客の確保〕 ・ポイントカード導入による顧客情報の収集及び活用 何らかの記念日にイベントを開催し、通知する ・ベリーダンス講習会の開催 こんな感じでいかがでしょーかって、結構にぎわっていたから大きなお世話であったりもする。 |
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2002年5月2日 木曜日
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議員が辞めてゆく。 どんどんどんどん辞めてゆく。 これでキレイになるのか、それとも空っぽになるのか。 もともと空っぽだったと考えれば、ま、それはそれでいっかという気にもなる。 |
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